本格的に働き始めたくなる30代
30代のシングルマザーの多くは、子供が年長から小学校に入学し、自分のための時間が少しは持てるようになってくるころです。中学、高校へ進学していくと、学費や塾の費用なども必要になってくるため、本格的に稼ぎたくなってくるのも30代になってからです。
しっかりと安定した職業に就いたり、安定した収入を得たり、長期的に継続して働くためには、就活に有利な資格を取っておくのが良いでしょう。なぜなら、他の人が持っていない知識やスキルを身に付けることで、将来の生活を安定したものにできる仕事に就くことができるからです。
30代シングルマザーの目指すべき資格
30代シングルマザーが目指す安定した仕事、収入を得るためには、その資格がないと業務に就けない国家資格などがおすすめですが、受験制約のあるものも少なくありません。資格を取るために何年も学校に通ったり、勉強したりするのは、結構ハードルが高いものです。
そこで、30代シングルマザーが目指すべき資格は、受験制約がなく、子育てしながらでも勉強でき、手に職がつく資格が良いでしょう。
受験制約のない資格
30代シングルマザーが目指しやすい資格としては、受験制約のない資格が良いでしょう。国家資格の中にも受験制約のない誰でも受験可能なものがあります。中卒や高卒でも学歴不問の資格なら、資格試験の勉強さえすれば良いため、資格取得に集中できます。
子育てしながら取得できる資格
子育てしながらでも、働きながらでも取得できる資格は結構あります。通信講座を受講すれば、1日20分～30分の学習時間を目安として、最短1ヶ月、3ヶ月から6ヶ月間勉強すれば、資格取得を目指せます。
仕事につながる手に職がつく資格
30代になって頑張って資格を取っても仕事につながらなければ話になりません。したがって取得する資格を選ぶなら、手に職がつくような資格、資格を武器にして就活・転職に有利になるようなものを選ぶ必要があるでしょう。
収入、安定性があって手に職がつく資格の筆頭に看護師の資格がありますが、中卒なら看護師養成課程に進学する方法がありますが最低5年掛かります。
高卒なら准看護師を経て看護師になるか、直接看護師になるかのルートがありますが、いずれにしても養成機関に進学し国家試験に合格しなければなりません。養成機関としては大学（4年課程、看護師国家試験および保健師または助産師国家試験受験資格）、短期大学（3年課程）、専門学校（3年課程）があり、30歳から目指すにはかなりハードルが高い資格です。
30代シングルマザーが取るべき資格
30代シングルマザーの就活の強い味方になって、受験制約もなく、半年程度の通信講座を受講することで合格が目指せる資格を紹介します。
働きながらでも目指せるので、興味のあるジャンルの資格取得に挑戦してみてくださいネ(^^♪
登録販売者
登録販売者は、薬剤師に次ぐ医薬品販売専門の公的資格です。
この資格を持っていると薬局やドラッグストアなどの一般用医薬品（第2類・第3類に限る）を販売することができるため、手に職がつく資格と言えます。
全国で需要が高い資格なので、シングルマザーで仕事につながる資格をと考えているなら、イチ押しの資格です。
ただし、実務経験のない場合は、資格取得後に就職するとまずは研修という扱いになり、月80時間（例えば1週間に5日、4時間働けば）を2年間働くことで一人前に昇格できます。
宅地建物取引士(宅建士)
宅地建物取引士は、不動産業界で働くなら資格手当なども付いて就活にもかなり有利な国家資格です。重要事項の説明などこの資格を持っていないとできない業務があり、業者は5人に1人の割合で宅建士を雇用しなければならないため、不動産業界では重要な資格です。
生涯使える国家資格なので、本格的に仕事に打ち込んで、安定した生活を目指したい30代シングルマザーには特におすすめの資格です(^^♪
宅建士の資格を取るには、国家試験に合格する必要がありますが、受験制約がなく四肢択一問題なので、受験のハードルが低いのが特徴です。ただ、合格率は20%前後の難易度の高い試験なので、3ヶ月から6ヶ月は通信講座でしっかり勉強する必要はあるでしょう。国家試験は10月の第3日曜日と決まっているので、1年に1回の試験日に焦点を絞り、計画的に勉強すれば合格を目指せます。
介護職員初任者研修
介護職と聞くと暗いイメージを持つ人もいるようですが、実は求人情報もが多く、社会貢献度も高く、コロナ前より報酬も上がってきていて、長期間、安定して仕事を続けるにはおすすめの職場です。
介護職員初任者研修は、介護業界で『在宅・施設を問わず、介護職として働く上で基本となる知識・技術を習得する研修』と位置付けられているものです。
この資格を持つことで介護職としてのキャリアがスタートし、パート、契約社員、正社員などワークスタイルに合わせた働き方が可能になります。また、経験を積んでいけば、ケアマネージャーや介護福祉士など上級のスキルを身に付け、キャリアップを図ることが可能です。
介護職員初任者研修の受講時間は、、厚生労働省が定めた10のカリキュラムに従って130時間となっていて、全カリキュラム修了後に試験があります。試験は研修をきちんと受けていれば合格できるレベルの難易度なので、心配する必要はありません。
短期間に取得できる30代シンママのための資格
資格取得にあまり時間を掛けたくない、今すぐに資格を取りたいというシンママには、最短1ヶ月～2ヶ月程度の通信講座受講で資格取得が目指せるものがあります。
いずれも専門的な知識とスキルが身に付く資格なので、就活においても大いに役立つ仕事です。
調剤薬局事務
調剤薬局事務の資格取得には、学歴、職歴、実務経験などの制約がありませんから、中卒、高卒、30代のシングルマザーでも大丈夫です。
資格取得のための試験も年に6回～12回のチャンスがあるので、今すぐ学習を開始して、調剤薬局事務の資格をゲットしましょう。
歯科助手
歯医者さんで歯科医の助手をしている人･･･治療器具の準備、片付け、洗浄、消毒などをしている人が歯科助手専門員です。歯科助手の平均的な月収は17万円～22万円というのが相場で、資格取得の勉強も1ヶ月から3ヶ月程度の比較的短期間で取れるため30代からでも問題なく今すぐ取れる資格です。
医療秘書
医療秘書は多忙な医師や看護師などが専門業務に専念できるよう、専門業務以外の事務を医師たちに代わって行うサポートの専門職です。企業の社長秘書などの位置づけに相当するもので、いわゆるレセプトを作成する医療事務とは異なる資格です。医院長の秘書などの求人も多く、最大6ヶ月の通信講座受講で狙える30代シンママがすぐに狙える資格です。
資格を取らずに安定して働く方法
どうしても資格を取るための勉強などしたくない、勉強する時間が取れない、しかし安定した仕事に就きたいと考えているシングルマザーには、人材派遣会社の利用、派遣のお仕事がおすすめです。
人材派遣会社に登録すれば、資格などを持っていなくても希望に応じた職場や仕事を紹介してもらえます。もちろん資格がないとできない仕事に就くことはできませんが、働き方や給与、処遇などの面に関しては、かなり希望をかなえた形で就業できるメリットがあります。
派遣の仕事を探すには、職種やこだわり条件、派遣会社などの希望の条件で検索して、全国の派遣求人を検索できるジョブリンクを利用すると派遣登録などの手間が省けて便利です。
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