中卒でも取得できる介護事務資格の取り方

求人の多い介護事務の仕事

高齢化社会に突入し、必要不可欠なのが介護です。

介護事務所でケアマネやヘルパーと一緒に介護を支える業務の一つに介護保険請求事務などを行う介護事務の仕事があります。介護保険制度が導入され、介護施設における保険収入を管理するこの仕事は、経営に直結する重要なものなので、介護関係の施設へ就職するときに有利なものとなります。

特に、介護事業所に不可欠な事務作業全般を行う介護事務の仕事は、介護業界の需要拡大に比例して需要の高まっている業種で、資格取得期間も1ヶ月程度で取得できるためおすすめの資格です。

介護事務の主な仕事とは

介護事務のメインの仕事は、受付・介護報酬請求業務で、保険者に提出する介護給付費明細書（介護レセプト）の作成、点検を行います。

これは、介護事業所の経営を支えるとても重要な仕事で、やりがいのあるものです。その他には、ケアマネージャーのサポート、利用者・家族のメンタルケア、事業所スタッフのメンタルサポートなどの業務を担任させられるところもあります。

デスクワークが主体の仕事なので、介護業界において体力不要で、安定して長く働きたい人に向いている仕事です。

介護事務の資格を取る2つのメリット

介護事務の資格取得をおすすめするメリットは2つで、簡単取得できること、求人募集が多いことです。

簡単に取得できる介護事務資格

介護事務の資格は1ヶ月から3ヶ月程度の通信講座を受講すれば取得できます。短期間の学習で比較的容易に取得できるのが介護事務資格の最大のメリットです。
介護業界未経験者でも、通信講座で介護保険請求事務を学べば、介護保険制度や介護給付明細書（レセプト）についての知識を習得し、実際に介護報酬の請求が行われるパソコンでのデータ処理（データ形式での提出が義務付けられてるため）要領までしっかり学習することができます。

資格取得講座の代金も数万円と低価格なので、介護事務資格はお財布にも優しくシングルマザーに人気の資格です。

資格取得後の求人募集数が多い

介護業界の需要は高まる一方で、事業所もあちらこちらにオープンしていますので、介護事務の資格取得後の就職も比較的容易に見つかるのもメリットのひとつです。

地元を散策してみればすぐに介護関連施設が多数あることに気づくでしょう。また、日曜日の新聞チラシの求人広告を見てみれば、かなりの数の介護関連の求人を見つけることができるでしょう。
これからますます進む高齢化に向けて、介護業界は大忙しなのです。

介護事務資格を取得できる通信講座

介護事務の資格を取るなら通信講座の受講が簡単で確実です。
介護事務の仕事に就くために資格取得は必要なものではありませんが、専門の知識やスキルを持っている証として就活において有利になるので、何も知らずに仕事に応募するより資格を取ってから就活する方が絶対に良いでしょう。

介護事務の資格はいわゆる民間資格と呼ばれるものになります。したがって認定する機関や協会において名称が異なります。よく目にする資格としては、介護事務実務士、介護事務管理士、ケアクラーク資格（技能認定試験）、介護報酬請求事務資格（技能検定）などがあります。いずれの資格も数か月の通信講座を受講すれば、まず取得できるので心配無用です。

介護事務資格取得におすすめの通信講座

おすすめの講座は、講座修了後に全国医療福祉教育協会が認定する介護事務実務士の資格が取れる『介護保険請求事務講座』です。

標準学習期間は約3ヶ月となっていますが、実際に受講してみると楽しく勉強できるせいか早ければ2ヶ月くらいで修了できます。そして、受講を修了すると自宅で資格試験を受けることになります。暗記不要、テキスト見ながらOKのリラックスして試験を受けることができます。合格基準は70点なので100点満点を目指す必要はありません。