作業療法士になるための資格
作業療法士になるためには、厚労省が主管する国家資格の試験に合格する必要があります。作業療法士国家試験は毎年2月に行われ、筆記試験、口述試験及び実技試験があります。試験は、二日間に渡って行われ、合格率は約8割です。
作業療法士の国家試験の受験資格は、大学、専門学校(養成学校)を卒業することで得ることができます。しかし、これらの学校に進学するには、高卒又は高卒の卒業資格を有している必要があり、中卒の人がいきなり進学することはできません。
国家資格などの資格試験には受験制約のあるものがあります。宅地建物取引士などは誰でも受験できる国家試験なのですが、作業療法士の場合には受験資格を得るためには高卒と同等の資格を持っている必要があります。中卒のシングルマザーの場合、高卒認定試験を受けたり通信制高校に入ったりして、高卒の資格を得る必要があります。
通信制高校なら一通りの勉強を通信教育を受けながら修了すれば、高卒となるので、将来の資格試験の受験や就職・転職の際にも役に立つでしょう(^^♪
中卒が作業療法士を目指す方法
中卒が作業療法士になるには、まず高校に通って卒業するか、高卒認定試験に合格する必要があります。高卒となり大学や専門学校への進学資格を取得したら、それぞれの学校で勉学に励み、卒業後に国家試験を受験することになります。
少し遠回りにはなってしまいますが、中卒で作業療法士になるにはこの道しかありません。
高卒資格を取る2つの方法
高校卒業の資格を取るためには、以下の2つの方法があります。
高卒認定試験を受験して合格する方法
高校を中退した人などは、不足分の勉強をして学力を付ければ高卒認定試験を受験するのが近道でしょう。
確実に高卒認定試験に合格するためには、豊富な実績のある高卒認定試験合格指導講座の受講が一番おすすめです。あなたが合格するまでしっかりとサポートしてくれるので、あなたのリスクは一つもなく、不安を抱えることなく勉強に集中できるからです。（参考：令和4年の高卒認定試験）
ユーキャンの高卒認定試験講座
通信制高校で高卒資格を取得する方法
高卒認定試験のハードルが高いと感じる人は、通信制の高校に入学して高卒資格を取得するのが確実な方法です。
通信制高校では、リモート授業を受講してマイペースで単位を取っていけば確実に高卒資格を取得できるのでおすすめです。
作業療法士になるための学校へ行こう
首尾よく高卒資格を取得できたら、作業療法士になるための学校へ通うことになります。
通信講座などがあれば仕事しながらでも勉強はできますが、あいにく作業療法士の受験資格を得るためには、国または都道府県が指定する大学、短大、専門学校に通うことが必須条件となっているため、通信講座などはありません。
通学できそうな大学、短大又は専門学校を探して進学することになりますが、おすすめなのは通学講座のある専門学校です。
専門学校なら昼間部と夜間部を持っているところが多いため、働きながらでも通うことができます。
どんな専門学校があるのか、また専門学校で学ぶ内容、学習スタイルなど細かな内容については、気になる学校の資料を請求（無料）してチェックしてみると良いでしょう。